清々しい秋空のもと

昨日の雨が嘘のやうな、涼しく清々しい秋空のもと、北方会長以下役員24名で武蔵陵墓地勤労奉仕をさせていただきました。

参加者一同で参拝

当日は先ず、参加者一同で大正天皇「多摩陵（たまのみささぎ）」、貞明皇后「多摩東陵（たまひがしのみささぎ）」、昭和天皇「武蔵野陵（むさしののみささぎ）」、香淳皇后「武蔵野東陵（むさしののひがしのみささぎ）」を順に拝礼した後、清掃奉仕に相応しい服装に改服し奉仕活動に入りました。

畏敬と感謝の一念を

参加者は、箒や熊手で参道を掃き清めたり、玉砂利の上の落ち葉を一枚一枚丁寧に拾ひ集めたりと皆それぞれが自分の出来る奉仕を見つけて畏敬と感謝の一念のもと真剣に奉仕をさせていただきました。

清掃道具一式を寄付

また、奉仕時に必要となる清掃道具類は、当会で一揃へ購入して準備してをりましたが、陵墓地を管理されてをられる宮内庁書陵部多摩陵墓監区事務所の方々が恐縮にもお貸し下さいましたので、当日はそちらを使はせていただき、当会で用意した新しい清掃道具一式は寄付をさせていただきました。

昭和100年にあたり

本年が昭和100年にあたるといふことで、昭和天皇様の陵墓である武蔵野陵のある武蔵陵墓地を清掃させていただきましたが、正に激動と言へる昭和の御代において国民の精神の中心で在らせられた昭和天皇様の御功績とお人柄に今一度思ひを馳せる機会を得ると共に、現在の我々の豊かで平和な生活は昭和の人々の苦労と尽力の結晶であると衷心より感謝を抱く大変貴重な清掃奉仕となりました。