神青協

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未来へつなぐ。

研修

令和7年度夏期セミナー

靖國神社(東京都千代田区)
開催日:令和7年8月21日~22日
更新日:令和7年8月22日

大東亜戦争終結80年の節目にあたり

本年の夏期セミナーは日清戦争戦勝130年、日露戦争戦勝120年、大東亜戦争終結80年の節目にあたり、例年とは会場が異なる靖國神社で開催し、全国各地より多くの会員が参加しました。

明治維新以来、数多の国難に殉ぜられた英霊を祀る靖國神社において慰霊の誠を捧げ研修を行ふことで、先人が尊い命を捧げて守らうとした祖国に対する思ひを肌で感じ、その思ひを未来へと継承することを目的に本研修会を開催しました。

第1講 野田安平先生

演題「大東亜戦争終戦八十年にあたり〜戦歿者追悼の心〜」

靖國神社の創建からの歴史と近代日本の戦歿者追悼について解説いただきました。幕末から明治にかけての天皇を中心とした戦歿者追悼の歴史は、まさに日本の国柄を示すものであり慰霊の心を現代に伝へてゐます。靖國神社に祀られる英霊は元々各神社の氏子であったといふ話に触れ、戦争を直接知らなくとも青年神職として率先して慰霊顕彰してゆくことの必要性を強く感じました。

第2講 佐波優子先生

演題「英霊と家族の物語〜今を生きる私たちは兵士たちの「ゆずり葉」〜」

硫黄島のラジオ放送を通じた親子のエピソードや遺骨収集での体験などのお話を拝聴しました。激戦地となった硫黄島において、市丸司令官は「100年後の日本民族のために殉ずることを切望する」と言ひ残し、突撃されました。それから80年を迎へた現在、私たちは当たり前のやうに平和を享受してをりますが、先人の「ゆずり葉」として生かされてゐることを決して忘れてはなりません。

第3講 井上和彦先生

演題「終戦八十年 世界が見た大東亜戦争の真実」

一部のメディアや国では日本の侵略戦争と捉へてゐる先の大戦について、世界はどのやうに見てゐるのか講演いただきました。侵略された国ならば使用するはずのない「皇紀」での表記が戦後もその国の公文書として使用されてゐることなど、日本を侵略国と認めていない様々な実例を紹介されました。いまを生きる我々は歴史を正しく理解し、後世へ伝へていく責任があると改めて感じました。

遊就館特別展見学

「終戦80年戦跡写真展 今も残る英霊の足蹟」

今回の研修では靖國神社境内にある遊就館特別展を参加者全員で拝観させていただきました。80年の時を経た現在でも残る多くの激戦の様子が写真や遺品などによって紹介されてをりました。言葉や文字といふ形ではなく目で見て感じ取れるかうした資料は、こころに直接訴へかけるものであり貴重な機会となりました。

最後に

ぜひこの研修会で感じたことを地元の会員は元より、家族や氏子崇敬者の皆様へ伝へていただき、日々の神明奉仕や英霊顕彰活動などに活かしていただきたいと思ひます。2日間に亘って格別の御配慮を賜りました靖國神社様に対して厚く御礼を申し上げます。

(教化委員長 塙敬比古)

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